今月のトピック バックナンバー

運動の頻度

2008年度も今月で終わります。入学や就職、引越しなど新しい生活をスタートさせる人が多いのではないでしょうか。 そんな中、『4月からは運動をするぞ』と決める方もいるでしょう。 ということで3月は『運動の頻度』についてお話をします。

週に何回運動すれば良いの?

お客様からもよく『効果を期待するには、週にどのくらい運動すればよいですか?』と相談されます。もちろんその方の生活習慣、体力レベル、運動内容によって異なりますが、一般的に言われていることは1日おきの実施です。運動強度(中等度~比較的強い)の場合は、図の通り効果と疲労の相関からも顕著に表れています。

運動の頻度と効果・疲労との関係

第1回の運動実施
第2回の運動実施
第3回の運動実施
引用:池上晴夫著『運動処方 理論と実際』

運動回数とその効果・疲労の関係

週1回の運動だと心肺機能・筋肉にも影響はありますが、効果の蓄積はあまり期待できません。また疲労も繰り返されてしまいます。 週2回に増やした場合、1回の時と比較すると効果も期待できます。疲労も4週目には同じ負荷であれば、感じないようになります。 さらに1日おきに運動実施をふやした場合、効果は顕著に現れ、3週目以降は疲労も残らないようになります。 運動になれることで週1回の時よりも怪我のリスクが低くなります。

時間を作れない人は日常生活に取り入れて

このように1日おきに運動を行うのがBETTERではありますが、多忙で時間を取ることが難しいのではないでしょうか? そういった方は週1回でもメインになる運動を行い、普段の生活習慣を見直し毎日の運動量を増やすことでも効果はあげられるでしょう。 比較的軽い運動(買い物で歩く・通勤で歩くなど)を積極的に取り入れていくことで運動の時間を作ってみましょう。

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