今月のトピック バックナンバー

自重トレーニング

腹筋や腕立て伏せ、スクワットなど自分の体重を負荷にして行います。

9月になりましたが朝晩などは明らかに秋の気配です。それでもまだ暑い日は続きそうです。毎年思う事ですが暑い夏はあっという間に終わってしまいますね。さて今月のトピックですが、ある人から『自重トレってどんなトレーニングですか?』と聞かれたことで自重トレーニングについてお話をしてみようと思います。

自重トレーニングのメリット

自重トレーニングのメリットは、

ジム等に行かずとも手軽にどこでもで簡単に行える

自身の体重を負荷にして行うトレーニングですから自宅はもちろん公園などでも手軽に行えます。

高重量の器具を使わないのでケガのリスクが少ない

自身の体重以上の重さが負荷になることはないので、関節や筋肉、腱などに傷害を負う危険は低いと言えます。

方法によってインナーマッスル・アウターマッスルの両方をトレーニングが可能

フォームの調整次第でインナーマッスル(主に体幹部)を鍛えることができ、同時にアウターマッスルへのアプローチもできます。機能的に自身の身体を使うトレーニングにもつながります。

自重トレーニングのデメリット

自重トレーニングのデメリットは、
筋肥大させていくには軽負荷がデメリットとなります。自重トレーニングでは自身の体重がマキシマムになるためパワーやスピードを目的としたトレーニングの場合は、効果の期待が薄れるかもしれません。負荷と動きに対して慣れが生じるため、筋肉への刺激がマンネリ化してしまいます。筋への刺激が変わらないとトレーニング効果も薄れてしまいます。

自重トレーニングの効果

自重トレーニングの効果は、
筋力トレーニングとしての効果は十分期待ができます。筋力トレーニングに慣れていない初級者はもちろんダイエット等でトレーニングプログラムとして行う場合や、ボディデザインをして行くような状況下でも効果は期待できます。器械体操の選手では男子は大きな筋肉、女子はしなやかな身体のイメージができると思います。彼らは全てバーベルなどを使わずに日々の練習によって素晴らしい体を手に入れています。

目的に合わせた方法で実践できれば満足の行ける効果が上げられるはずです。トレーニングを行う部位によって様々な方法があると同時に負荷のコントロールもバリエーションが存在します。また同じ方法でも動作の反復スピードをゆっくりと行う場合と素早く行う場合とで筋肉への刺激を変化させることができます。マンネリ化しがちな自重トレーニングですが、様々なバリエーションを組み込みながら実践することで最大限の効果を生むことは可能です。

よくある勘違い

女性の中には筋力トレーニングを行うと『筋肉が大きくなりマッチョになってしまうのでやりたくない』と言う方がおられます。実はこれは間違いです、女性は男性と違い筋肉が肥大化することはほとんどありません。反対にしなやかで綺麗な身体をデザインしていくには筋力トレーニングは絶対条件です。

これから少しずつ過ごしやすい季節になります。ぜひ、ライフワークの中に自重トレーニングを組み込んでみてはいかがでしょうか。

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