今月のトピック

遠足に行ってきました

コロナウィルスの収束が見えてきたのか10月からは感染者が減る一方です。何が要因で減ってきたのかも全く証明されず、ただただ国が出した数値で行動をコントロールがされているとしか思えません。31日の選挙に併せてなんてことも感じてしまいます。 それでも外食好きな私は気兼ねなく動けるので良いとも思うのですが。

コロナ感染前には毎年夏休みとして9月に海外旅行をしていました。ですが昨年はどこにも行けなかったこともあり今年は一人遠足をしてきました。大げさにするほどではないのですが、たまに行く一人でのお出かけは意外にリフレッシュにもなるのでおすすめです。では早速お話をしていきましょう。

千葉県、洲崎神社からチバニアンを巡る

出かける前には自分が興味のあるパワースポットや遺産価値のあるような場所をリサーチします。さらに限られた時間での移動になるので目的になる場所は限定されます。

そんな中で今回は千葉県に行くことにしました。実は千葉は何年か前にも遠足に行っていますが今回はその時とは違った場所を選びました。今回のターゲットはパワースポットで神社の鳥居の中に富士山が入る洲崎神社(すのさきじんじゃ)、ドラマなどでも撮影スポットで使われるの牛込海岸桟橋、そして三途河頭極楽東門蓮華台上阿弥陀坊太平埜山本実成院長福寿寺というとても長い勅号のお寺。そしてチバニアン(地球磁場逆転地層)という珍しい場所です。この4か所は必ず周ると言う事を決めて出発しました。たった1日の遠足で、色々な事件も起きることになりました。

まず初めに向かうのは館山にある洲崎神社。ここは海辺に位置しており、海岸近くにある鳥居に富士山を入れて撮影ができるパワースポットです。条件が良ければ見事な写真が期待できるスポットです。日の出の時間を狙って朝は家を3時半に出発。家を出た後は早朝で渋滞などはなく、とても順調にドライブを楽しめます。東京アクアラインを通過して館山道に入り、ナビに従って快調に車を走らせます。

順調なドライブでしたが、走っていると館山への標識は右。ナビの案内は左。??迷った結果ナビに従うことにして左に。走った先には料金所で高速道路から下りて一般道へ。おかしいなぁと思いながらナビに従い走行。左折⇒左折⇒左折、下りた料金所にまたのることに。どうなっているんだ?

結局、下ろされた料金所から再度高速に乗って行くことに。早朝から嫌な感じだなぁと思いながらなんとか狙い通りに日の出前に到着。到着して駐車場に車を停めて周辺を散策。鳥居と急な階段の上にある神社は誰も人はおらず写真撮影には最高なロケーション。ただ気温や湿度の関係で写真のようなきれいな富士山は全く収めることはできず残念ながら撃沈。それでも早朝の誰もいない海岸のすぐ横にある神社は神秘な感じを持つことができ、お参りはしてきました。

洲崎神社洲崎神社

さて気を取り直して次に向かうのは、海に向かって伸びる桟橋がドラマなどにもよく使われる牛込海岸の桟橋です。夕方には橋の横に立っている電柱に明かりが入り、夕焼けと電柱の照明がとてもレトロな感じを出し、富士山をバックにしての撮影が映えるスポットです。時間的には朝なのでどんな景色を見ることができるのか楽しみです。

洲崎神社からはそれほど遠くはなく、朝の渋滞もない海岸線の道路を気持ちよく運転しながら向かいます。ナビに任せて運転していくわけですが、入口近くの道路は車1台がやっと入れる程度の狭い道路。最初に通った時には気づかず通過してしまう失態。通り過ぎてからUターンをして細い道に入りました。車が通れるの?と思うくらいの道路。さっきのこともあるので、ナビを信じ切ることもできず、一度大きな道に出ようと左折した次の瞬間『ガン、ガガガ』車の左に嫌な音。あー車体を擦ってしまった。

あー。。。。 結局ナビ通りに細い道をそのまま直進すれば到着だったわけで。。。車を擦った後、何とか目的地には到着。ここにも人は誰もおらず良い写真が撮れると思ってはいましたが、やはり自然はそれほど甘くはなく、狙った景色を見ることはできません。これも仕方はないことですが(笑)。それよりもこの時は車を擦ってしまった残念な気持ちでいっぱいでした(笑)。ここでも思い描いた画像を残すことはできませんでしたが、海に伸びていく1本の桟橋は良いものでした。

牛込海岸の桟橋牛込海岸の桟橋

気持ちは少し落ち込みながら次に向かいます。旧街道を真っすぐに進み道路の右側に突然現れた金色の象。まさに金運のパワースポットでもある長副寿寺です。軽い感じの音楽と住職さん?の録音されたインフォメーションが流れ、神秘的な感じは全くなく営業色の強い感じが全面に出ています。画像の吉ゾウ君といわれる名前を付けられた象がいて、お金が儲かりましたエピソードを書いた紙などが貼り付けられています。どうも自分が考えていたパワースポットとはちょっと違うなぁと感じながら境内をグルっと周り、早々にお寺を後にしました。後々、調べてみると以前は歴史のあるお寺であったようですが、近年は住職の様々なアイディアで、金運のパワースポットとしているようです。

長副寿寺長副寿寺

さて最後はチバニアン。どういった場所なのかあまり知識のないまま、とりあえず向かうことにします。長福寿寺からは数キロと割と近くにあります。20分ほどで到着すると看板などは小さいものがあるだけで、やはりよく解らない場所です。まずは駐車場からインフォメーションセンターに入って簡単な説明を受けました。お客さんは私だけでしたので知識のないことをちゃんとお話をして、説明を受けました。

そこで初めて、とても特殊で歴史的な価値のある場所であることを理解しました。地球が誕生して長い歴史の中で、磁場逆転現象が起きたという証明がされた場所(方位磁石をセットするとその北と南が逆転する)という貴重なところで今もまだ研究が続けられている場所であることがわかりました。現場を観ただけではどうと言う事はないのですが、間違いなく歴史の中で起きたことを証明する場所でであることは間違いないスポットでした。

チバニアンチバニアン

今回の遠足では4か所をまわりました。すごく感動したなどの感情はありませんでしたが、時間にとらわれず、リラックスした時間を過ごすことはできました。年に数回、思いついたときにふらっと出かける『大人の遠足』は気分転換やストレスの解消などからも良い時間の使い方だなと思います。(今回はナビに騙され、車を傷つけて、悲しい気持ちにもなりましたが・・・)次はどこに行こうか考えるのも結構楽しみかもしれません。

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